サザエさんの家

Posted on 10月 31, 2014

私も『磯野家』サザエさんの家に若い頃に友達10人位で行きました。

確か、サザエさん家の隣にファミレスがあり、そこの駐車場に車を停めて、

駐車場の塀に立て掛けてあったタイヤを足場にして中に入ったと思います。

磯野家と同じ平屋で、今時、珍しいガラス戸の無い廃家。

その家の敷地内だけ何故か森の中のようにうっそうと光が届いて無かった…

霊を見る事はあまりないが、何かを感じる事がある私でも『ここはヤバい!!』

と思いながら廃家の中を壊れ掛けた雨戸越しに覗いたら…

汚い布団が一組ひかれていて…汚い浮浪者が下半身を起こした状態で居ました。

私達の足音や奇声で気付いのか、こちらを凄い形相で睨み付けて、

今にも立ち上がって、こちらに来よう…

霊が出てくるんじゃないかとビクビクしていた私には、

まさか人間の浮浪者が住み着いて居る事にも驚いたし、

そんな噂の多い所を住みかに出来る浮浪者にも驚いた。

私の驚いた声で男女10名ほどがパニック状態で、塀にあったタイヤ目掛けて猛ダッシュ

男子は自力で塀に乗り上げる奴もいたし、女子は泣きわめく子、お漏らしをする子…

無事に全員が駐車場に戻り、皆が口々に「TOMOMY、急に声を出して、何を見たの」

実は皆、廃家の中を覗く事が出来ず、私だけが中の浮浪者と目が合っていたみたいなんです。

今でも浮浪者の血走った目が忘れられません

ベランダを走る者

Posted on 10月 30, 2014

ともだちが経験した話です。
彼はほとんどまったくといって良い程霊感がないらしいのですが、
大学へ入って一人暮らしをしてからいきなり金縛りを頻繁にするようになったそうです。
それだけでなく間違い電話が異常に多い。おばあさんの声で留守電が何回も入っていたり、
ある時には「親父が死にました」という間違い留守電が入っていたりして焦ったそうです。

ある日、ベッドでうとうとしてた時、ベランダを誰かが走るのを見たともだちは、
とっさに「おい、コラ!!」と叫びました。
するとその声にむかついたのか男がベランダから部屋に入ってきました。
最初そいつ一人だと思って強気でいたのですが、ベランダに居たのは一人ではなかったのです。
どんどん入ってきて最終的に五、六人にベッドの周りを囲まれました。
そして彼は、恐くて動けないのか体が動かなくなりました。
動かない体で彼は「ごめんなさいごめんなさい」とくり返しました。
するとそいつらは部屋を出ていったそうです。

彼は恐る恐るベランダに出てみました。
彼の家は五階なのですが、隣のベランダとの境には非常時脱出用の壁があるので
それを破らない限りベランダ間の行き来は不可能なのです。
そしてその壁は破れてはいませんでした。
彼は「ああ、夢だったんだな」と納得しました。

そしてその夢を忘れかけていた頃、彼のともだちとその部屋で飲み会をしました。
ほろ酔いぐらいだったそうです。
突然彼のともだちが「おい、てめえ!」と叫んでベランダに出ようとしました。
彼は「どうしたの?」と聞きました。
彼のともだちがいうには、今男達がベランダを走っていきやがった、ということでした。
その時彼は思い出しました。
同じような体験をしたことを。
そして、その話は夢だと思って誰にも話していなかったことを。

ある朝、玄関ドアの「内側」に自分の苗字がはっきりと書かれていた

Posted on 10月 29, 2014

30: 本当にあった怖い名無し 2010/06/16 23:31:00 ID:rYFRKw0z0
アパート住まいだった頃の話。
寝る前に鍵は必ずかけるけどチェーンかけて寝る習慣がなかった
たまに「あれ?鍵かけ忘れたかな?」って、つまり朝起きたら玄関ドアの鍵が開いてることがあった。
まあ占め輪スレだろうと思ってほうっておいたら、
ある朝、玄関ドアの「内側」に自分の苗字がはっきりと書かれていた。
ポストの名前も出していなかったし、表札にも名前書いてなかったのに。
その後もいろいろ会って、渋る不動産屋に掛け合って鍵を変えてもらったが、
それ以来、そういうことは少なくなった。その代わり、向かいの家の植木鉢がひっくり返されてた。
結局そこは引っ越した。
今は平和に暮らしてる。なんだったんだろうな、あれ。

Posted on 10月 26, 2014

私は怖い話や怪談、心霊現象関係の仕事をしているライターで、ムック本や実話系怪談の執筆、またテレビのオカルト番組の企画、構成などを手掛けている。
仕事柄、日本全国の霊能者、超能力者、スピリチュアリストなどをリストアップしていて、さらに彼らを各能力別にカテゴライズし、取材時にスムーズに人選、連絡が可能なようにデータベース化している。
そんな業界特化した私には、友人知人やそのまた知り合いから、心霊絡みの様々な相談を持ちかけられるが、私は常にウエルカムで彼らの話を聴いている。
なぜなら、それが私にとって一番の情報収集&メシの種になるからだ。

そんな私に持ちかけられた相談の一つをここで紹介したい。

大学時代の友人の知り合いである22歳の男性から、除霊のできる霊能者を紹介してもらえないかと頼まれた。
私は現在暇そうで、なおかつお金にがめつくない霊能者をピックアップし、除霊込みでなんと1万5千円~、という超良心的なおばちゃん霊能者を見つけ出した。
ただ、一つだけ問題があって、彼女はとても口が悪く、仕事の好き嫌いが激しいという評判だった。東京の下町出身ということもあるのだろうが、ヤクザの脅しよりも凄味があるという話だ。しかしその能力に間違いは無いようで、彼に紹介することにした。

男の相談とは次のようなものだった。

九州の田舎から東京に出てきてばかりで、仕事もまだ決まっておらず、一人暮らしで親からの仕送りを受けているという。
親に金を出してもらって買い揃えたという家具に囲まれたワンルームのアパートで、毎晩、布団に入ってしばらくすると、部屋をうろつく足音が聞こえて、怖くて眠れないというのだ。 
大家にそのことを話しても、彼の借りた部屋で人が死んだことはないし、どうすることもできないといわれた。
せっかく住み始めた部屋で、駅からは近いし家賃も高くはないので引っ越すのはもったいない。そこで、霊能者になんとか除霊をしてはもらえないか、ということだった。

私は彼と一緒に霊能者の家に同行し、話を聞きながらペンを奔らせてメモを取っていたのだが、突然怒鳴り声がしたので驚いて顔を上げた。
彼の話を聴いていて激怒した五十代のおばちゃん霊能者が、鬼のような形相で捲し立てた。

「お兄ちゃんふざけたこといってんじゃねえよ。霊は部屋に憑いてるんじゃなくてあんたにとり憑いてるんだよ。
あんたが九州の田舎に捨ててきた子連れの女の生霊があんたんとこに夜な夜な現れては徘徊してるんだよ。
なあ、身に覚えがあるだろうよ。
知らないとはいわせねえよ。
一年前にバイト先かなんかで知り合って、子連れと知りながら女の旦那が仕事に行ってるのをいいことに、昼間から女の家に上がり込んでたのは、どこのだれだい?
子供を寝かしつけといて、ベッドのなかで裸になってお互いの体を舐めまわしてたじゃねえか。
てめえの3センチ程度の松茸でちょちょくりあってたのもわかってんだよ。
で、バカ女の旦那にバレて当然のように離婚されて、将来の面倒をみて欲しいと女に迫られたとたん両親に泣きついたんだろ? 
両親はてめえに金を与えて東京にトンズラさせて仕送りまでしてるっていうんだから開いた口が塞がらねえ。女も救いようがないバカだけど、それ以上にあんたの性根が許せないね。
一千万持ってきな。そしたら除霊してやるよ。』

彼はがっくりと肩を落として帰って行った。
 
すべてを見抜いたおばちゃんの能力は素晴らしいが、余りに口が悪すぎる。
世の中、能力のある人間とは得てしてこういったものなのだろうが……。

僕は阪神大震災を経験しました。

Posted on 10月 25, 2014

経験談を一つ・・・。

僕は阪神大震災を経験しました。
そしてこの話は復興工事のバイトをして
居る時に起こった経験です。

地震から1週間たったぐらいでした。
友達にさそわれて瓦礫の始末のバイトをしていた時の事、
そこは火事で家が焼けてしまって周り中ほとんど灰だらけでした、
「寒い寒い」といいながらせっせと
瓦礫をかたずけていました。
ふとある一角から声がするのです…。
「熱い、熱いよ…。体が溶けそうだよ…。」
今にも消え入りそうな声でぼそぼそと聞こえてきました。
僕は「うわっ、まだ生きてる人がいるっっ」
と責任者(Aさんとします)を呼び声がしたほうの瓦礫を
今までにない位の力でどけました

ん?何もない…。

Aさんに  「お前何ふざけてんねん!!こんな時に!!」

かなりこっぴどく怒られました、
僕はあれ~確かに声がしたのに位しか思っていなかったのですが
大きな間違いでした。。。。

次の日また同じ現場で
それが判ってから今日は行きたくないなぁと思いながら
出発の準備をしてました。

ん?地震が来たような気がしました。
家族に「またゆれたねぇ」
などと話したんですが 家族の反応は????
でした。 

「えっなんでゆれたたやん。。。」
何度聞いても家族は首を横に振るだけでした

そして家を出てAさんが車でくるのを
待っているときでした。
また家を出る前に感じたゆれです。。

今度はさっきより激しさを増していました
そのゆれで立っているのもままならない状態で
しゃがみ込んだその時です。

「熱い!!!!!!」
僕の右手には くろくやけこげた
2本の手がしっかりと 組み付いていました
「うぎゃぁぁぁぁ!」
かなりでかい声で叫んでました。
も~死に物狂いでその二本の腕を
振り払おうとするのですが しっかりと絡み付いて
離れません。

反対側の道路から僕の名前を呼んでいるAさんの
声がしました僕はふらふらしながら
Aさんの車に乗り込みました
2本の絡みつく手は いつのまにか離れていました。

しかしAさんの様子がおかしいのです。

僕が「どうしたんですか??」と聞くと
Aさんは「お、お前大丈夫か??さっきお前の腕に
黒焦げの人間がしがみついてたで・・」
そして捕まれた腕には読みにくかったのですが
「熱いよ、助けて」とゆう文字が
火傷になっていました。

そして昨日声が聞こえたところを
よく探してみると
そこには瓦礫だと思っていた物が
実は。。。黒く焼けコゲた骨がそこら辺にいっぱいでした。

俺が小学5年生の時、クラスに貧乏な家の男の子D君がいたんだ。

Posted on 10月 23, 2014

俺が小学5年生の時、クラスに貧乏な家の男の子D君がいたんだ。
彼は給食費を払うことができなかったらしい。なぜなら、担任が給食の時間
毎日のように、「D、ただ飯はうまいか?」と言っていたからだ。
D君は引きつった様な顔でぺこりと頭を下げていた。
たまに給食を残したりしようものなら、「お前は金を払わないのに食べれるんだから
 残す事は許さない。」と教師に言われ、掃除の時間中後ろにずられた机の中でモクモクと
食べていた。これが、クラスの悪ガキのいじめならば、誰か止めに入る事ができたのだろうが
担任のいじめとなると、どうしようもなかった。その担任の教師は、自分のお気に入りの
女子の生徒を膝の上に乗せたりしたり、嫌いな子にはビンタするという、ひいきを平気でするような先生だった。
 そして事件が起きたんだ。授業中にD君が飛び降りた。3階からだったんだけど下が花壇で、助かった。
D君の机の上に紙が置いてあった。俺は隣の席でその紙の内容は知っていた。
[担任の先生に怒られて叩かれる。僕は駄目な人間だから死にます。]みたいな内容だった。
担任は、その遺書のようなものをサッとポケットに入れて、飛び降りた理由も僕を含めた
五人の児童になすりつけた。
世の中悪が勝ち、正直者が泣くと思わされたトラウマです。

覗く

Posted on 10月 22, 2014

274 本当にあった怖い名無し sage New! 2007/08/12(日) 10:42:45 ID:JTBxKDnvO
小学生のときの移動教室で、結構大きな神社の隣にある旅館に泊まったときのこと。

自分たちの部屋は二階の角部屋で、一つしか無い小さな窓の向こうにはすぐ隣の建物の壁が見える、日の当たらない、昼間でも暗い部屋だった。
同じ班の子たちは少なからず自分たちの泊まる部屋に不満を持っていて、余りその部屋には居たがらず、
到着したばかりの興奮もあって、何人かで他のグループの部屋に押し掛けたりしていた。

私と友人の一人は部屋に残って二人で話をしてた。彼女は窓に背を向けていて、私は彼女と向かい合う形で座っていた。
話が盛り上がって二人で声を上げながら笑っているとき、ふと強い視線を感じて私は窓の方を見た。
男の子と思われる子供が一人、窓に額と掌をくっつけて部屋の中を覗いているのが見えた。
私は小さい頃からそういうものを見てしまう方だったけど、やっぱりそれなりに驚いて、友人に「ねえ、窓の外に誰か居る」と言った。
友人が窓の方を振り返った瞬間、窓の方でガシャーンと音がした。
物怖じしない友人は直ぐさま窓に駆け寄って勢いよく窓を開けた。
私も近付いて下を覗くと、さっきまで其処についていた筈の編み戸が下に落ちていた。
男の子の姿はもう

275 本当にあった怖い名無し sage New! 2007/08/12(日) 10:44:54 ID:JTBxKDnvO
見えなかった。

編み戸が落ちたことを旅館の人に伝えた後、友人と二人で「何だったんだろうね」なんて言いながら夕食を食べた。
食べ終わると旅館の人がマイクでお風呂の説明をし、最後に「お風呂の後に怖い話をします。聞きたい人はロビーに集まって下さいね」と言った。

どうやらその旅館では怖い話をするのが恒例になっているようだった。
入浴を済ませた後、私と友人は興味本位で話を聞きに言った。
其処で語られたのはこんな話だった。

276 本当にあった怖い名無し sage New! 2007/08/12(日) 10:46:08 ID:JTBxKDnvO
隣の神社では昔、無理心中があった。深夜の神社で、貧しい両親が小学生の男の子と幼い女の子を薬で眠らせて絞殺した後、二人とも自殺した。翌朝家族全員の遺体が発見された。

其処までは作り話に有りそうな話だなあと思いながら聞いていたけど、続きを聞いてぞっとした。

こんな風にたくさんの子供が泊まりに来ると、賑やかさに惹かれて、
時々、男の子が窓に張り付いて、部屋の中を覗いていることが有ります。

学生時代の体験

Posted on 10月 21, 2014

707 :本当にあった怖い名無し:2011/07/28(木) 00:16:18.33 ID:TBKgEfuK0
五年前、学生時代の体験
深夜、暗い田舎道を車で走っていると、急にエンジンが停まってしまった
俺はあまり車に詳しくないので、JAF を呼び車内で待っていた
しばらくすると、正面の道から強烈な光が近寄ってきた
もう来てくれたのか、早いなあと思ったがよく見ると様子がおかしい
光は俺の車前方50メートルほどで止まり、そのまま動かない

ヘッドライトのように2つに別れておらず、光源はどうやら1つのよう
その光量は半端じゃなく、光源と俺の車の一直線上だけがまるで昼間のようだった
少し不安に思ったが、とりあえず近づいてみると、向こうからも人が近づいて来るのが見えた
三人
後光が強すぎて何者かわからなかったが、近づくにつれ見えてきた
三人とも背が高く、2メートルはあったかと思う
線が細く、馬面というか、顔が長い
顔立ちや髪形は子細は異なるものの、よく似ていた
服装はシャツやポロシャツ、ジーンズにチノパン、まあ普通だがどこか古臭い雰囲気がある
1人が話しかけてきた
どことなくイントネーションが標準語とは異なり、聞き取りづらかったが、
どこから来た?困っているんだな、直してやる
みたいなことを言う
直感的に怪しく感じ、いや、JAF 呼んだから大丈夫ですと答えたが、
いや、俺たちが直してやる、としつこい
次第にこっちの車に乗れ、とか
お前のはもうだめだ、話がずれてきた
このあたりで何故か俺の思考が曖昧になってきて、
ああ、助けてくれるならついていくのもいいかな
と思い始めてきた
聞かれるがままに俺の自己紹介などしながら三人と光に向かって歩いていくと、突然携帯が鳴った
JAF からだった

708 :本当にあった怖い名無し:2011/07/28(木) 00:18:42.22 ID:TBKgEfuK0
近くまできたと思うのだが、詳しい場所を教えてくれという内容だった
その電話で我に帰り、三人の申し出を断ると、
三人は怒りだし、早口でよく聞き取れないことをわめき始めた
俺の好意を無駄にするのか、とか
早く来ないと間に合わないとか言っていた気がする
俺は三人を振りほどき、車内に戻った
三人は車外でしばらく何か訴えていたが、諦めて光に戻っていった
このとき印象的だったのが、
1人が手のひらを横にしておでこにピタッと当てると、他の二人も同じジェスチャーをした
それが合図であるかのように、バタリと黙り、背を向けると歩いていってしまった
三人が光の奥に消えると、光は猛スピードで後進し、そのまま消え去った
ほどなくして、JAFが正面の道から現れた
車は職員が操作するといとも簡単にエンジンがかかった
さっきまでまったく動かなかったのに
JAFの車は真っ直ぐ道を走ってきたが、そのような光には出会わなかったという
俺は無事帰宅できたが、次の朝、全身に発疹ができていた
皮膚科で診てもらったが、原因は不明とのことだった
関係あるのかわからないが、発疹は軟膏をつけていたら10日程で消えた
この話を二年後に合コンでしたら、1人の女が食いついてきた
女は彼氏とドライブ中、二回その付近で空を飛ぶ発光体を目撃したことがあるという
君が見たのはUFOや宇宙人だったのではないかという

そんな説はにわかには信じがたいが、あの時あのまま三人についていったら、と思うと何か得たいの知れない恐怖を感じゾッとする
そして何故怪しい連中についていこうという気になってしまったのか全然わからない
こんな話です

私の弟は睡眠中無意識に歩き回る、いわゆる「夢遊病」患者でした。

Posted on 10月 20, 2014

私の弟は睡眠中無意識に歩き回る、いわゆる「夢遊病」患者でした。
そのおかしな行為は小学校高学年のころがピークでした。 3、4日に
1度は夜中にむくりと置きだし、とっくに終わっているはずの テレビの
電源をつけて砂の嵐を無心にじっとみつめています。 パジャマのまま
かばんを背負って、鍵がかかって開かない 玄関のノブをがちゃがちゃ
と開けようとし、家族全員で引き止めたこともあります。
また、ある時は、誰かの気配を察して目をあけると、弟が私の首に手を
伸ばそうとし、 突然目を空けた私に驚いて身を翻したこともありました。

その頃、私達の家族に心配事が降りかかってきました。
それは、小学校5年で恒例となっているキャンプ合宿の授業が近づい
てきたことです。 夜中に勝手にテントを抜けて歩き回ったりしたら・・・。
考えただけでぞくっとしました。

ここからは、弟のクラスメートから後に聞いた話です。

予想通りのことが起こりました。
夜中、キャンプファイヤーで盛り上がり、枕なげなど一通りの儀式的な
ことが終わった後、就寝時間となり半強引的に先生達にそれぞれのテント
に連れもどされました。
直ぐに寝息を立てるものもいましたが、なかなか寝付けない子供も多かった
ようです。 何時間経ったころでしょうか、先生も眠りについて大分たったころ
それが起こりました。 弟がむくりと起き上がり、リュックが山積みになっている
方へすーっと進んで行ったのです。
そして、リュックの山をまさぐりながら、「違う、違う。ない!おかあさん、ないよ!」
と言って騒ぎはじめたそうです。
起きていた子供達が1人2人と顔をあげてそちらを見始めました。 しばらく、
その異様な光景に恐ろしくて誰も声をかけませんでしたが、 勇気を出した
1人が「どうした?」と声をかけると、ハっと振り返り、 「行かなきゃ!」といって、
適当にリュックを手に取って外へ飛び出していったそうです。
さすがに驚いたみんなは力ずくで止めに入ったそうですが、遠くの方を見ながら、
「行かなきゃ、行かなきゃ。」と言い続けていたそうです。

その翌日、弟は腹痛と40度近い高熱で2日間うなされ続けました。
普通の風邪だと思っていた母は「明日にでも病院に連れていけばいいわ。」 と、
わりと気楽に考えていました。
ところが、その日の夜、寝ていた母の夢の中に弟が出てきたそうです。
母の枕元に立って、「お母さん、うらむよ~。うらむよ~。うらむよ~。」
ハっとわれに帰った母は、これは直ぐに病院に連れて行かなきゃいけないと察し、
弟の寝ている部屋に駆け込んで行きました。
向こうを向いて寝ている弟に声をかけ、回り込んで弟の顔を覗き込むと、 寝ていると
思い込んでいた弟は、大きく目を見開いたまま動かずに
「うらむぞ、てめぇ。」
とささやいたそうです。

車で救急病院に連れて行くと、すぐ手術室に運ばれました。
あと1時間でも遅れていたら命はなかったそうです。

その後も弟にまつわる様様な事件が起こりました。
そして、訳あって彼はもうこの世にはいません。

私が学生の時の話です。

Posted on 10月 17, 2014

私が学生の時の話です。

同じゼミに気の合う友人がいました。
なぜか気の合う友人で、よく飲みいったりするそんな仲でした。

ある日、なんだか神妙な顔をして彼が話し掛けてきました。
「変なモノが撮れたんだ・・・」
彼曰く、先週の飲み会の時に撮った写真の仲に変なモノが移ったという事。
さっそく見せてもらおうとお願いしましたが、彼は何故か躊躇し、中々その写真を見せてくれようとしません。
もちろん気にはなりましたが、彼の落ち込みようを見てると強く押し通すことは躊躇われました。

その3日か4日後

彼は更に深刻な顔で落ち込んでいました。
目にクマまで作り、暫くの間、安睡できていないことは一目瞭然でした。
きっとあの写真が原因だろう、そう思った私は其の時湧き上がる嫌な予感を押し込めるようにして、彼にあの写真を見せてくれるように再度頼んでみました。

「・・・・・・」
「・・・・・・」

「わかった・・・」

何かを決意した彼は、やっとその写真を見せることを了承してくれました。
(本当に見ていいのか?)
自分でお願いしておきながらも、その写真を見る事への不安は纏わりついたままで、私は何だか気持ち悪くなっていました。
彼の家で其れを見せてもらう事を約束し、その場を後にしました。
その日の夜、彼のアパートを訪れました。

「ピンポーン」

何度チャイムを鳴らしても、彼は一向に出てきません。
部屋の電気はついているのに。

(寝てるのか?)

そう思った私は、ドアのノブに手をかけました。

「カチャリ」

開いてます。
狭い部屋なので、ドアを開け部屋を覗いた瞬間、不在か否か確認できます。
彼は家を開けたまま、不在でした。

(いいよな、別に・・・)

と思いつつ部屋に勝手に上がらせてもらい、彼の机の上にふと視線を向けてみました。

灰皿があって・・・

燃え滓が残っていました。

・・・写真とネガの燃え滓です。
この時、なぜかわかりませんが物凄い押しつぶされそうな不安に捕らわれた事を、今でも覚えています。

その燃え滓については、燃え尽きてしまっていて、何が映っているのか?までは判別できませんでした。

そして次に、その机の下に一枚だけ写真が落ちている事に気づきました。
その写真には異様なモノが映っていました。

彼の顔がねじ切られるようにグニャリとしたものになっているのです。

(禍禍しい)

一言で言ってしまえば、それ其の物です。
もう其処には一秒たりともいられませんでした。

彼は其の日を境に行方不明になりました。