聞いてはいけない声

Posted on 10月 31, 2013

374 :本当にあった怖い名無し:2011/12/06(火) 17:11:44.28 ID:CODkYoz60
大学の友人と4人で海へ旅行へ行ったときの話。

いつも仲良かった4人で旅行ってことで、ずっと前から楽しみにしてた。
実際、行きの車中とかでもいつも通りの雑談が普段より楽しかったりして、
何かわけのわからない看板とか建物とか見るたびに笑い話にしたり。
んでそんなテンションだったから、着いた民宿がすげーオンボロだったときも逆に盛り上がったりした。
やべ、費用おさえすぎた!wwwみたいな感じで。女将さんらしきお婆ちゃんに案内されるときも
他の客や従業員は全然見なくて、こんなボロい民宿だからシーズンでも客いないんかなーと思った。
板張りの床はでかい音でギシギシなるし、部屋にトイレは無くて、廊下の共同便所だった。しかも和式。
上から釣り下がった裸電球は盛大に埃をかぶっていて、ちゃんと掃除しろよと毒づきたくなった。
まあトイレから少し離れた俺らの部屋は案外と小奇麗にしてあったし(当たり前のはずだけど)、
メインは昼間の海遊びだからまあいいか、みたいなノリになった。
んでとりあえず部屋に荷物置いて、早速、泳ぎに出た。
日が暮れるまで何だかんだと遊びまくって、素泊まりだったので外で飯を食って、
民宿に帰ったのは夜の9時頃だったと思う。

酒を飲みながらだらだらと話していたけど、昼間に泳ぎまくってたし移動の疲れもあって、
日付が変わる頃になるともう眠くてダウン。適当に雑魚寝になって寝た。

375 :本当にあった怖い名無し:2011/12/06(火) 17:12:39.59 ID:CODkYoz60
ふと深夜に目が覚めたのは何時ごろだったかな、たぶんそんなに長く眠った感じはしなかったので、
2時とか3時くらいだったと思う。友人の大きなイビキが聞こえる。俺以外は爆睡してるぽい。
んで自分がすごくウンコに行きたいことに気付いて、ああこれで目が覚めたんだと思った。
そういや民宿に帰ってきてからまだオシッコすらしていない。
うげーこんな夜中にあの便所かよー、なんか出るぜーとかぼーっとした頭で思いながら、

友人を踏まないように気をつけて便所に行くためにそろそろと部屋を出た。

376 :本当にあった怖い名無し:2011/12/06(火) 17:14:03.61 ID:CODkYoz60
床をギシギシ鳴らしながら真っ暗な廊下を半分手探りで進む。
明かりのスイッチは便所の外側にあった。
あの裸電球の有様を思い出して、もし点かなかったらどうしようかと思ったが、
スイッチを押すとパチンと音がして便所に無事明かりがついた。
予想通りというかなんというか凄く弱弱しい明かりだったが、ともかく用は足せる。
俺は盛大にパンツを降ろして、きばり始めた。
シーンと耳が痛いくらいの静けさっつーか寂しさっつーか。
俺の排泄音と息遣いの他には何の音もしない。
ウンコ出にくい。フン詰まりみたいだ。和式だから足が痛ぇ。あの子かわいかったな。

とかなんとか、真夜中のこんなホラーな便所にしゃがんでる怖さっていうか寂しさで
頭の中でいろいろ無関係なことも考えたりしながら、とにかく早く部屋に戻りたかった。

まあ母艦らしきメインなブツは出しちまって、あとは残りを、ってなとこだった。

377 :本当にあった怖い名無し:2011/12/06(火) 17:15:31.31 ID:CODkYoz60
最初にそれが聞こえたとき、一瞬、んん?と思った。
俺の勘違い?ではないっぽい。また聞こえた。
外の廊下がギシギシ鳴ってる。どうもこちらに向かって歩いている。
この奥に客室だとかは無かったと思うから、この便所が目的地なんだろう。
手前の客室とかも、俺らの部屋以外に客は居ないようだった。
ってことは、友人の誰かが目を覚ましてトイレに立ったのだろうか?
俺が部屋に居ないんだし、便所に明かりが点ってるんだから、
空いてないってことくらい分からねぇかと思ったが、ひょっとしたら漏れそうだとか、
腹をくだしたとか、その誰かさんも切羽詰った感じなのかもしれない。
それを裏付けるかのように、相変わらずギシギシと音を立てて誰だかは止まることなく近づいてくる。
俺は便所の内鍵が閉まっていることを確認し、早く出てやらんとな、とまた下半身に力を込め始めた。

378 :本当にあった怖い名無し:2011/12/06(火) 17:17:01.65 ID:CODkYoz60
ついに誰だかが便所の前に到着した。もしノックをされても、体勢的にノックを返すことは難しい。
なので、先に入ってること、もうすぐ終わることを知らせるべく、ドアの向こうに立っている誰だかに声をかけた。
「誰だ?○○か?入ってんのは俺だよ。わりぃな、もう済むから。それとも民宿の人??」
返事はなかった。
パチンと音がして、便所の明かりが消えた。
「はぁ?! おい何だよ!つまらねーイタズラやめろよな」
自分の手も見えないような完全な真っ暗闇にパニック気味になりながら叫んだ。
「お前らマジしゃれになんねーって。このトイレ超こえーんだから」
返事はなかった。
ドアの向こうに突っ立ったまま動かないようだ。
くそ、出たらぶん殴ってやると思いながら急いで残りのウンコを済まし、
紙の場所を思い出して手探りで巻き取っていると、
ドアの向こうで何かぼそぼそと呟いているのが聞こえた。
声が小さすぎて何を喋っているのかも分からないどころか、友人のうちの誰なのかも見当がつかなかった。
ケツを拭いている間もずっとぼそぼそ呟いていて、イタズラにしては度が過ぎていると思った。

379 :本当にあった怖い名無し:2011/12/06(火) 17:18:21.62 ID:CODkYoz60
あまりの演出っぷりにもう怒りはおさまっていて、むしろ苦笑っつーか、よくやるわと笑えてきた。
またもや手探りで水を流し、俺は立ち上がった。真っ暗闇で壁に手をつきながら内鍵を探す。かんぬきが手に触れた。
ところがその段になっても、水の流れる音で少し聞こえにくかったが相変わらずぼそぼそと呟いている。
「おい、もう出るぞ。お疲れさん。マジびびったわ。ドア開けるからちょっと離れてろ。」
ドアノブに手をかける。
開かない。意味が分からなかった。
ノブが回らない。便所に外鍵などあるはずも無いし、なんで??
壊れたのかと思いながら両手でおもいっきりやっても回らない。
んでようやく理由が分かって嫌な汗が出てきた。
ドアの外に立っている誰かが、ものすごい力でドアノブを掴んで回させないようにしているのだ。
「へへ、まいった、もう降参だわ。勘弁してくれ。」
俺はおどけて言いつつも、たぶん顔は笑ってなかったと思う。
水の流れる音が完全に終わり、また真っ暗闇とぼそぼそ呟く声だけに戻ったとき、
俺はさらに汗が噴き出すのが自分で分かった。
明らかに、呟く声が大きくなっている。

380 :本当にあった怖い名無し:2011/12/06(火) 17:19:37.25 ID:CODkYoz60
内容までは聞き取れないのは同じだが、水の流れる前は消えいりそうな囁きだったのが、
水の音が消えた後では確かに肉声がちゃんと聞こえる。低く、男か女かも分からないような声。
その声を聞いたとき、俺はまたもやパニックに陥った。
だって、明らかに友人の誰かではない。聞いたことのない声。
かと言って友人でなければ、こんなことをする理由が無い。
こいつ誰なんだ?なんでこんなことする?さっきから何をぼそぼそ言ってる?
突然、声が止んだ。強烈に嫌な予感がして、俺は内鍵を閉めた。
そのとたん、ガツっとノブから音がした。俺が鍵を閉めたから回せなかったのだ。
何度かガンガンとやっていたが、俺はそれを聞きながら、ドアの向こうに居るのは人間じゃないのかもしれないと思い始めた。
その何かはまたぼそぼそと呟きはじめた。またさっきよりも声が大きくなっている。
思い出したようにガンガンとドアを叩いたりもする。

381 :本当にあった怖い名無し:2011/12/06(火) 17:20:45.78 ID:CODkYoz60
んで俺は突然分かったというかなぜか確信したんだけど、このぼそぼそ呟いている声は、
何か尋常じゃないくらい恐ろしいことを言っていると思った。そして、何が何でも聞いちゃいけないと思った。
正確に言うと、何を言っているか理解してはいけない、と自分が知ってるような感じだった。
根拠は無かったが、不思議に当たり前のように確信した。
例えば、高いところから飛び降りちゃいけないのと同じくらいはっきりと、致命的な結果になることが分かった。
しかしそれが分かったところでどうしようもない。むしろ声はだんだん大きくなってくる。
このままでは、聞きたくなくとも聞いてしまうし、それが日本語なら理解したくなくとも理解してしまう。
いつのまにか俺は泣いていた。大声で友人の名前を呼んだり、助けて助けてとか、ナンマイダとか、
とにかく泣きながら必死になって叫びまくった。自分が叫ぶことで、ドアの向こうからの声を打ち消したいってのもあった。

382 :本当にあった怖い名無し:2011/12/06(火) 17:22:05.43 ID:CODkYoz60
それにしてもおかしい。深夜にこれだけ大声を出しているのだから、
友人や民宿の人や他の客(いるなら)が起きてきてもいいはずなのに。
そうこうしている間にも声はどんどん大きくなり続けてる。
もう自分で叫び続けていないと、はっきりと何を言っているのか分かってしまうくらい。
この声を聞いてはいけないと、何かとんでもなく恐ろしいことを言ってると、なぜか知ってる自分自身を恨んだ。
俺は叫びながら、鍵だけでは不安なのかこちらのドアノブを必死で押さえつけてたんだけど、
もう駄目だと思った。叫びすぎて喉がやばかった。きっとドアの向こうの声はもっと大きくなっていくだろう。
なんでこんなことにとか、俺はどうなってしまうんだろうって、もう泣いて泣いて何がなんだか分からなくなった。

383 :本当にあった怖い名無し:2011/12/06(火) 17:23:08.78 ID:CODkYoz60
俺は中指を耳の中に突っ込んで、さらに手のひらで耳を覆い、便所の隅に頭を向けて背中を丸めてうずくまった。
真っ暗闇なので便所のどの辺りに顔を突っ伏しているか分からないが、もう汚いだとか言ってられる状況じゃない。
叫ぶ力も無くて、でも何か喋ってないと、耳をふさいでももうあの声が理解できてしまいそうなくらい声は大きくなってた。
俺がそのときパニックの中で何を言ってたか覚えちゃいないが、たぶん「神様、神様、助けてください」とかだったと思う。
トイレの神様に祈るなんて今考えたら例のヒット曲もあいまってお笑いなんだが、もうそのときは必死だった。
そのとき、頭を誰かに触られた。びくっとなって俺は顔を上げた。
ついに奴が入ってきたのかと思ったが、ドアの向こうでまだ呟いている。いやもう呟くなんてもんじゃない。大声だ。
一瞬、何を言ってるか理解しそうになって慌てて俺も叫んだ。1単語すら聞かない間だったが、奴の発音は間違いなく日本語だった。

384 :本当にあった怖い名無し:2011/12/06(火) 17:24:10.12 ID:CODkYoz60
どうすれば良いのかまるで分からず、もう疲れてどうでも良くなった。何を言ってるか理解したときどうなるかはしらないが、
もう好きにしてくださいと投げやりになっていた。
俺は塞いでいた耳から手を離した。その瞬間、真っ暗闇の中で手を強く握られ、引っ張られた。
え?っとか思ってるうちに、俺は壁があるはずのところを抜けた。
っていうかその間に俺はもうドアの向こうからの声を聞いてしまっているんだが、
聞こえてるのに頭に入ってこない。意識は全て、俺を引く手のほうに吸い寄せられてる。
前後左右も上も下もない真っ暗闇の中を、何だかよく分からないが引っ張られるままにどこまでも走れた。
だんだん、あの恐ろしい声が遠くなっていき、ついには聞こえなくなった。
走り疲れて、よろめいた。派手に倒れて尻餅をついた。身体以上に、精神的に相当に疲労してる。
とにかく助かったんだ、とはっきり分かったとき、俺は気を失った。

385 :本当にあった怖い名無し:2011/12/06(火) 17:25:21.22 ID:CODkYoz60
意識を取り戻したとき、俺は便所にいた。ドアを誰かがどんどんと叩いている。
俺はまたもやパニックになりかけたが、俺の名を呼ぶ声と「大丈夫か?!」という声が友人たちのものだった。
何より便所は今、明るい。ちゃんと明かりが点いてる。
鍵をあけた瞬間、勢いよくドアが開いた。俺以外の3人の友人たちの顔が並んでた。
友人たちは心配そうな顔で俺を見ていたものの、大丈夫そうだと安心したのか、
「お前何してんの夜中に大声出して。巨大トカゲでも出たのかw」とか冗談を言い始めた。
俺は友人たちの顔を見たときの半端ない嬉しさは途端に忘れて何だか無性に腹が立って、
「何だよ今頃!っていうかあれ本当にお前らじゃねーのかよ!!」と怒鳴った。
友人たちは不思議そうな顔をして、
「今頃って。お前が廊下だか便所だかで助けてとか叫ぶもんだから俺ら飛び起きて、すぐ来たぞ。
したらお前便所にいるっぽいけど呼んでも返事ないし、騒ぎで民宿の人も今きたとこ。」

386 :本当にあった怖い名無し:2011/12/06(火) 17:26:15.74 ID:CODkYoz60
見ると、ここに着いたときに部屋を案内してくれたお婆ちゃんが少し離れたところに立ってた。
少し困ったようなような顔で、「お客様、何かありましたんか?」などと言う。
でも何かを隠しているというわけじゃなく、自分らの管理不足で
虫だか爬虫類だかが出たかもしれないことを心配しているような感じだ。
まさか友人の冗談を真に受けているわけでもないだろうけど。
俺は「いや何でもないです。すみません」と取り繕って、とにかく友人たちと部屋に戻った。
んでまあごちゃごちゃと質問されたり何かとうっとうしいことがあったのだがそれは割愛します。
それからは特に何もない。これで終わりだ。

387 :本当にあった怖い名無し:2011/12/06(火) 17:26:57.36 ID:CODkYoz60
あの便所での体験を思い出すときに、ドアの向こうの何かや、俺を助け引っ張った何かは
いったい何だったんだろうと考えることもあるけど、
その土地や民宿での因縁話やら思い当たるものも何も知らない。まあ調べてもいないけれど。
だいいち、俺が便所で寝てしまって悪夢を見てただけって可能性もある。あとやはり友人のイタズラだったとか。
でも、何かに手を引っ張られて走った感触は絶対に本物だった。
壁はないのに床はどこまでも便所の床で、普通に考えりゃありえないんだが。
んでそれと同じくらい、あの恐ろしい声をもしも聞いてたらやばかったって確信も本物だ。
あのとき助けてくれた何かにはまだ礼も言ってない。この話を書いたついでに、ここで言っとく。
まあ今更こんなとこで言ったって、届くっつーか伝わるわけはないけど。ありがとうございました。

昔、自分の地元にあるとある女子高が、学年オリエンテーリングで山登り行った。

Posted on 10月 30, 2013

お化け関連じゃないが・・・
昔、自分の地元にあるとある女子高が、学年オリエンテーリングで山登り行った。
女の子の集団なので、山道でも当然おしゃべりしたり、はしゃぎまわっている。
そのうち、後続の数人が付いて来ていないことに気が付く。一行は「道草を食っているんだろう」と思い、休憩している間にその子たちの友人数名が呼びに行った。
しばらくして、呼びに行った子達も帰って来なかった。おかしいと思った引率の教師が数名、探しに戻ったが、彼らもやはり帰ってこなかった。
流石に大騒ぎになって、すぐ一行はそのまま山を降りて、地元捜索隊に出動要請をしたが、捜索隊は「今は山に入れない。後で連絡するから、今は宿に帰れ」とのこと。
翌日、行方不明の生徒と教師は全員一箇所に倒れて亡くなっているのを発見された。
捜索隊の話によると、その山は温泉が出たりする反面、超有毒な硫黄ガスが噴出したりすることがあり、おそらく最初に行方知れずになった生徒たちは面白半分でガスが噴出しているところに近づき、そのまま死んでしまったのだろうとのこと。
その後、彼女たちを探しに行った者たちは倒れている彼女たちを見つけ、慌てて駆け寄ったところをガスであぼーん。
すぐに捜索隊が入らなかったのは、行方不明者が生きている確率は無いに等しく、ガスが収まらないと死体を見つけても近寄れないためだそうで。

山って、怖い。

「誰にも喋ったこと無いんですけどね」

Posted on 10月 30, 2013

「誰にも喋ったこと無いんですけどね」

Oさんはそう言うと,ゆっくり話だした.
小学校の頃,Oさんが学校に遅刻したことがあったという.
その理由は結局Oさんは先生にもご両親にも話さなかったのだという.
子供心に

何か変だ

と思っていたからだ.
変だと気付いてしまったOさんは,怖くて先生も両親にも話せなかったのだ.

ランドセルを背負ったOさんは,普段通りに家を出て学校へ向かった.
周りには同じ学校に行く生徒が何人もいるはずの時間にも関わらず,その日に限って,誰もいない.

「周りに知ってる子供がいないんですよ.そしたら,今日はお休みかな? って思うじゃないですか」

不安になりながら通学路を歩いていると,

「こっちだよ」

と声がしたという.
そちらを見ると,自分と同じくらいの少年がいて,おいでおいでをしている.
記憶にない子供だったが,今まで誰もいない道を歩いて来たOさんはちょっと安堵した.

「え,なに?」
「こっちにみんな集まってるんだよ,知らないの?」
「知らないよ?」
「なんだぁ,早くおいでよ」

そういうと,通学路の道から路地に入っていく.
普段から寄り道などはしないOさんは,不安になりながら,少年の後をついて行った.
角をいくつか曲がると,普段見たことのないどぶ川に出た.
道はそこで終わっていた.
どぶ川は大人が両手を広げたくらいの幅で,おおよそ1メートルおきに,コンクリで出来た橋のようなものが渡されていた.
少年はそのコンクリに乗り,

「ここから行くんだよ」

と言うと,次のコンクリに飛び移った.

「できないよぅ」

Oさんがぐずっていると,

「大丈夫.ほらっ」

少年が何度も2本のコンクリの間を往復して手本を見せる.
Oさんはそれを見て,最初のコンクリに立ち,次のコンクリに飛び移った.

「できたできた」

少年はOさんに向かって言うと,次のコンクリに飛び移った.
Oさんはそれについていく.
いくつコンクリを渡っただろうか.Oさんは凄く不安になった.

「どこにみんないるの?」
「もうすぐだよ」
「もう学校はじまっちゃう」
「もうすぐ着くよ」

少年が,とんとんとんと連続して飛んだ.

あっ 待って

そして,Oさんは次のコンクリを踏み外した.
踏み外したとたん,

もうだめだっ

と思ったという.
しかし衝撃があったが水の感触が無い.
目を開けると余り見覚えの無い場所だった.

え?

見回してみると,それは学校の裏にある貯水池だった.
普段から先生や両親に,近寄ってはいけないと普段から言われていた貯水池のすぐ横で,Oさんは転んでいたのだ.

Oさんは泣きながら学校へ駆け込んだ.
もう学校は始まっていた.
遅刻だった.
先生は目を丸くして驚いたが,遅刻の理由を何度尋ねられても,Oさんは言わなかった.

「あの時,踏み外さなかったら,私はここにいなかったんでしょうね」

Oさんにとって一番怖かったのは,踏み外した瞬間に,少年がものすごい形相で怒っていたことだという.

窓から知らないお兄ちゃんがのぞいてる

Posted on 10月 29, 2013

552 :本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 21:43:39 ID:rAcBTN8vO
小学一年生の頃の話。

俺に妹が出来るって事だったが、予定日が近いというのに母親は気管支炎を患ってしまい緊急入院した。
父は忙しい為、俺達を見る余裕はなかったが、
俺と1つ違いの弟は幼稚園と学校があったので、親類に預ける訳にはいかず、
毎日ばあちゃんが、おやつと俺達の晩御飯を用意して、
諸々の注意をして(ドアは開けるな、電話は~)帰るという生活が10日程続いた。
もちろん不安もあったが、父親は仕事を切り上げて9時には帰って来てくれたので、(いつもは11時頃)
実質二人きりになるのは2時間程だったので平気だった。
ただ、二人で遊びまくってやろうと思ったが、ちゃんと母親から『予定表』なるものを渡されていて、
俺と弟は8時には布団に入らされていた。
真面目にいつも8時には布団に入っていた。

553 :本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 21:45:43 ID:rAcBTN8vO
何日かしてから弟が、「窓から知らないお兄ちゃんがのぞいてる」と言い出した。
いつも布団に入った頃にのぞきにくるのだという。
ビビって泣きそうになったけど、兄としては示がつかないので、
「恐かったら兄ちゃんの布団に入れ」と弟を招き入れて、電気を付けて寝た。
次の日からずっと電気を付けて寝た。弟も「もうお兄ちゃんは来ない」と言う。

その間に妹が産まれ、ついに母親が帰ってくる前日。
何故か兄という使命感に駆られて、最後の日くらいは電気を付けずに寝てやると思い、
ドキドキしながら豆電球のみで寝た。
だが、やっぱり何も起こらなかった。

内心ホッとして、本格的な眠りに入りそうになっていた瞬間、急に窓に誰かいるような気がした。
目をつむっているのに、部屋の映像が浮かんだ。
弟の言った通り、眼鏡をかけた人が窓に張り付いていた。
ただ、俺が予想してたよりもずっと幼く、小学校4年生くらいの男の子だった。

554 :本当にあった怖い名無し:2006/07/02(日) 22:07:12 ID:rAcBTN8vO
こちらをニヤニヤと見ていてとても恐かったが、そのうち消えると思って必死に目をつむっていた。
ところが、しばらくしてその男の子は俺が気付いてるのを察したようで、いきなり窓をバンバンと叩き始めた。
それでも恐くて動けずに布団の中でガクガクしていたら、もう一人のお化け?の声がして、
「駄目だよ、パパに叱られるよぉ。帰ろう」と、女の子らしき声の主が言った。
心の中で『女の子GJ!』と思って俺は、早く帰ってくれって祈った。
そしたら、窓を叩く代わりに男の子は笑いだした。世にも恐ろしい笑い声だった。
そしてニヤッと笑って、
「違うよぉ。しってるよ、この子達いっつも二人きりだよぉ。パパいないんだよぉ」
と言って、また窓をバンバンと叩き始めた。
俺はもうパニックになりながら、「お父さんが帰ってきた!」と叫んだら、
一瞬で頭の中の映像が消えて静かになった。

急いで部屋の電気を付けて、弟にしがみついて、必死にお父さんが早く帰ってくるように祈っていた。
もう兄の威厳なんてものにこだわるのはよそうと、心に刻んだ出来事でした。

川の方から「キシャ―…キシャ―」と聞こえてくる

Posted on 10月 28, 2013

481 : 本当にあった怖い名無し : 2013/07/26(金) 12:45:02.59 ID:4scpzF380
いつも福岡市の室○川をジョギングしてるんだけど
ここは遊歩道が整備されていて平地なのでジョガーには人気だったりする。

6月の某日の夕方「今日は上流まで行くぜ♪」と気合入れて走ってた。
外環状線を越え、人家もまばらになっても遊歩道が続くので
どうせなら際まで行こうと思い、走り続けると、この時期特有の蚊柱が何本も立ってて
口に入らないように避けながら走ってて、蚊柱を抜けると
何となく空気が違うというか、静かと言うか….つーか人が誰もいないw

まぁ…人家も少ないし…と気にせず走ってたら、某有名もつ鍋屋の近くで
川の方から「キシャ―…キシャ―」と聞こえてくる。
汗だくの俺は特に恐怖も感じることなく何気に見ると、そこには棒切れのような細い人の形をしたのか2体
川を流れている夏ミカンのような果実を拾おう?と蠢いてた。
ギョッとしたが、彼ら?は俺の存在を気づかないようで流れるミカンを追っかけているw

そのまま俺は彼らを通り過ぎ、さらに上流まで行き、折り返して同じ道を通ったら、まだ居たw
歩きながらしれーっと見てたけど、棒ではなく藁を細く束ねたような感じだった。
そして相変わらずミカンを拾おうと「キシャ―キシャ―」と言ってた。

そして蚊柱を抜けると普通の遊歩道にもどってた…..リーマンなのに厨二病なのかな?

名前書くところが真ん中の筒にあった。

Posted on 10月 27, 2013

オレの小学校の時のリコーダーは3つに分解できて、名前書くところが真ん中の筒にあった。
ある放課後、誰もいない教室にオレは侵入し、好きな子とオレのリコーダーの一番上の部分の
「笛 先 を 交 換 し た 」
名前が書いてある場所はそのままだし気付かないだろうと・・・
そしてその笛をペロペロ楽しんでいたオレであったが、交換してから初の音楽の授業に
悲劇は起こった。
好きな子「・・苦っ!??あれ・・・??この笛わたしのじゃない!!!」
静まりかえる音楽室
先生「どうしたの??」
好きな子「わたしのはここにも名前を書いていたのに・・・この笛にはないんです!!」
先生に笛を見せる。
ふとオレは笛先の部分の裏を見てみるとちっちゃくその子の名前が書いてあった
その子はクラスでもかなりモテてる子だった事もあり、まわりのDQNも騒ぎだした
「誰かがすりかえたんじゃね?ww」
「うわきもーい」
「こわーい」
ザワザワ・・・
先生「はい、じゃあ今からちょっとみんなの笛を見せて下さい」

家からの電話

Posted on 10月 26, 2013

アメリカの地方都市に住む女子高生がある会社社長の家で夫妻が旅行中のベビーシッターのアルバイトをすることになった。
面倒を見る子供たちは三人で、社長の家ということで時給もいい。彼女は良いバイトを見つけられたと喜んだ。

バイトはじめて数日目の夜。
子供たちを2階に寝かせたあとに彼女は一階のリビングでテレビを見ていた。

そのとき電話が鳴った。受話器をとった彼女の耳に、恐ろしい声が飛び込んできた。

「ケケケケケ……!」
男の不気味な笑いが聞こえる。
いたずらだと思って電話を切った。

数分後、また笑い声の電話がかかってきた。
彼女は「こんな電話をすると警察に相談しますよ!」と強い口調で言った。

すると男は口調をがらりと変えて

「殺す!殺す!殺してやる!待ってろよケケケケ……!」

電話は切れた。

恐ろしくなった彼女は警察で通報した。
さっきの電話のことを伝えると、次の電話のときに逆探知を試みるからなるべく電話を切らないでくれという。

そして男から再度電話がきた。
殺すとか死ねなどの意味不明・支離滅裂なことをいっているが、警察が逆探知をしているために切れない。
しばらく適当に相槌を打ってなんとか会話を長引かせ電話を切ると、すぐに警察からかかってきた。

「早く家から出てください!男はあなたがいる家の二階から電話をかけています!」
彼女は急いで家から飛び出した。
パトカーがこちらへ走ってくるのが見える。

警察が家に飛び込み、ナイフを持ってヘラヘラ笑っている男を取り押さえた。
だが残念なことに、二階で寝ていた子供たちはみんな犠牲になってしまった。
犯人の男は元従業員の男で失業して精神を病んでこの犯行に及んだという。

同じ画像なりマークなりを 毎日見せることによって、 それがあっても、

Posted on 10月 26, 2013

同じ画像なりマークなりを
毎日見せることによって、
それがあっても、
それが目に付いてもおかしくない、
不自然ではない状態にすることは
洗脳の第一歩だよ。

仮に君の部屋の壁紙に
普通では視認できないメッセージが刷り込まれていたらどうする?
連日連夜、気づかれないように少しずつ少しずつメッセージを刷り込んでいくんだ。
時々、突然気分が悪くなったり、めまいがしたことはないか?
金縛りにあったことは?
お昼ごはんを食べたのを忘れたことは?
大きな都市が丸ごと停電する夢を見た経験は?
球形プラズマ、蜃気楼、観測気球、写真に撮るとしたらどれ?
マンテル
チャイルズ・ウィッティド
その次は?
『アルミホイルで包まれた心臓は六角電波の影響を受けない』というフレーズ知ってる?
螺旋アダムスキー脊髄受信体って言葉に聞き覚えはある?
さっきからずっと
あなたの後ろにいるのは誰?

おれの住んでるアパートはかなり古くて、隣の声が丸聞こえだ。

Posted on 10月 25, 2013

おれの住んでるアパートはかなり古くて、隣の声が丸聞こえだ。
今夜も、隣に住んでる一家の団欒の声が聞こえてくる。

「○○ちゃん、お口にケチャップが付いてるわよ。
ほらほら、また食べこぼしてる。
○○くんは、今日はたくさん食べたのねえ、えらいわぁ。
さすがはお兄ちゃんね」

楽しそうな声が洩れ聞こえる中、おれは一人でコンビニ弁当を食ってる。
もう、慣れたからね。平気だよ。

おばさんの声しか、聞こえてこないことぐらい。

今から8年前、私が商事会社で働いていた時の事です。

Posted on 10月 24, 2013

今から8年前、私が商事会社で働いていた時の事です。
トイレにしゃがんでいたら、足下にザウルスが落ちていました。
拾ってみると、直属の部長のものでした。電源が入ったままになっていたので、
つい表示画面の内容を読んでしまいました。
そこには、専務の不正が克明に記されていました。
明るみになれば社内が激震に襲われるのは間違いありません。
私はザウルスをポケットにしまうと、部長の帰りを待ちました。

ところが、部長は帰ってきません。ホワイトボードには夕ルとなっているのに、
終電の時刻になっても帰ってこないので、明日話をしようとその日は帰宅しました。

翌朝、出社した私は、部長の死を知らされました。
昨晩、電車に飛び込んだとの事でした。部員は皆、信じられない思いで一杯でした。
部長は社内でも1,2を争うビッグプロジェクトを進めており、
これが成功すれば取締役入り間違いなしと言われていました。
プロジェクトは順調で、自殺する理由がないのです。
通夜の時、奥様に伺った限りでも、
家庭円満で悩みは感じなかったということでした。

部長の死から1週間ほど経った頃、
会社に私宛で送り主不明の荷物が届けられました。
中身は紙箱入りのそうめんでした。全く思い当たる節がなく、怪訝な顔をしていると、
部の先輩に、会社から遠く離れた喫茶店に誘われました『実は、部長も亡くなる1週間ほど前に、送り先不明のそうめんを
 もらっていたんだ。 但し、木箱入りの高級品だったけど』
『・・・。なにかの偶然ですよね』
『いや、実は今年に入って我が社だけで3人が不審死でなくなっているんだけど、
 皆、木箱入りのそうめんを亡くなる1週間ほど前にもらっているんだ。』
『僕は紙箱入りですし・・・』
『そうだな、お前は大丈夫かもしれない。でも、俺は5日前に受け取っているんだ。
 木箱入りのそうめんを。』
『・・・・』
『なあ、お前も知っているんじゃないのか?専務のこと。』
『先輩も知っているんですか!?』私が部長のザウルスを持っていることを告げると、
『それは有力な証拠になるな。まだ持っているな?』
 今晩、会社が終わったら、ザウルスを持って先輩の自宅に伺う事を決め、そこで別れました。

 しかし夜、約束の時間になっても先輩は帰ってきませんでした。先輩は、翌朝都内の公園で座っているところを発見されました。
座ったまま、死んでいたのです。大量のアルコールを摂取したことによる、中毒死でした。
当初、警察は飲み過ぎによる事故死と考えていたようですが、先輩は全く酒を飲めない人で、
飲み過ぎるどころか、飲む筈がないのです。
私は、帰ったらいの一番で、先輩が証拠になるかもと言っていたザウルスを持って、
警察に行こうと思いました。ところが、帰ってみると、自宅の鍵が開いていて、
机の上に置いておいたはずのザウルスは忽然と消えていたのです。

翌日、出社した私の席の上に、またも送り主不明の荷物がありました。
恐る恐る開けてみると、それは真っ赤なルビーの指輪でした。
直感的に『これはマズイ!』と思いました。もはや、私が専務の不正を知っていることは
相手に知られているとしか思えません。
そんなことをしても仕方ないとは知りつつも、恐怖から逃れたくて、
隣の席のA子に指輪をあげてしまいました。
A子はその晩、駅で誰かに刺されて亡くなってしまいました。
そして、翌朝には指輪は元通りに私の席に置かれていたのです。
血まみれになって・・・・私は、課長に一言『辞めさせて頂きます』と伝えると、
自宅にも戻らず、九州へと飛び、最近までずっと山奥で自給自足の生活をしてきました。

しかし、現金が必要になり、1ヶ月前からふもとの町で事務の仕事を始めたのです。
仕事を始めて3週間後、誰にも知らせていないにも関わらず、私宛の荷物が届きました。
木箱に入れられたそうめんに、血まみれの指輪が添えられて。
もう、ダメなのだと観念しています。誰かが、家の中に入ってきたようです。
皆さん、ごきげんよう。