大行進

Posted on 12月 31, 2012

おれが消防のときに先生から聞いた話をしたいと思う.
ある夜うちの小学校のファンタジーホールてところで
一人の先生が夜中に仕事してたんだ.
ファンタジーホールの扉を開けるとすぐに螺旋階段になっててさ
そこを「とたとたとた」って
だれかがのぼる足とが聞こえる訳よ
他の先生は皆帰ったし足音からして誰かがこっそり
忘れ物でも取りに着たんだろうて思ってその先生
「おい!だれかいるのか」って
声かけてみたんだでもシーンとしてて誰も
いない.
おかしいな?って思ったんだけど
気にせずに仕事を再開したんだ.
それから数分すると今度は
「どたどたどたどた」
てゆう3~4人くらいの足音がしたわけ
流石におかしいと思った先生は
校舎を見回ってみたけど誰もいない
ファンタジーホールに戻った先生がまた仕事
しようとしたそのとき!今度は
「どたたたたたたたたた」っていう足音が
したんだ・20~30人くらいの
とうとう怖くなった先生はすぐに車で
家に帰ったらしい.

長.駄文スマソ(この話を他に聞いた事のあるk小生っている?)

溜池の水

Posted on 12月 31, 2012

子供の頃に爺ちゃんに聞いた話を一つ。

私の爺ちゃんは若い時に軍属として中国大陸を北へ南へと鉄砲と
ばらした速射砲を持って動きまわってました。

当時の行軍の話を聞くと、本当に辛かったとこぼしてました。
通常の鉄砲や弾や手りゅう弾の装備だけでもかなりの重さの上に
小隊で手分けをしてばらした速射砲を一人一人が持たないと
いけなかったので、とにかくそれが重かったと。

そんな感じに一人当たり何十キロもの装備を持って、
ろくな道も無い山の中の行軍で、しかも、水もそんなに飲まないで
行軍していたので汗が乾いて白い塩が粉の様に顔に残っていたり…
そんな毎日でしたから何度も装備を放り出して
逃げたくなったそうです。
ですが、そんな事をすると国の両親に迷惑がかかると考え
すんでの所で思い留まる、そんな日常だったそうです。

続きます。

306: 本当にあった怖い名無し:2009/08/26(水) 15:42:35 ID:CetK0D8k0
続きです。
 
ある日の行軍で、夜になって無人の村について、
装備を下ろして落ち着いてから
村の中に溜池があるのを見つけた爺ちゃんは、
死ぬほどのどが乾いていたのでその池の水を
躊躇なく飲もうとしました。

その時、闇の中から何か聞こえた気がしました。
爺ちゃんは水を飲もうとするのを止めそのまま身構えていましたが
その後は何も聞こえませんでした。
そして改めて溜池の水を飲もうとすると
また何か聞こえました。
どうやら人、現地の言葉の様に聞こえたそうです。

爺ちゃんは溜池の水を飲むのを止め、上官にその事を報告しました。
少し隊内がざわつき、辺りを捜索しましたが、
人は見つかりませんでした。

続きます。

307: 本当にあった怖い名無し:2009/08/26(水) 15:43:18 ID:CetK0D8k0
続きです。

夜が明け、昨日の晩に水を飲もうとした溜池にいってみると爺ちゃんは愕然としました。
そこには何人もの水死体が浮いていたからです。

近隣でまだ人が残っている村があり、そこで爺ちゃん達の隊が
一晩明かした村の事を聞いてみると、
コレラの様な疫病がその村の中で発生し、
その村は放棄された所だったそうです。
溜池の死体はどうやらその疫病で死んだ人ではないか、との事でした。
爺ちゃんが飲もうとした池の水は疫病に汚染されていたのです。

爺ちゃんは溜池の前で闇の中から声をかけられた事を思い出し、
間に何人か人を挟んで(中国は言葉が場所場所で違うので)
その言葉の意味を聞きました。
言葉の意味は「よせ、よせ」だったそうです。

カオリさん

Posted on 12月 31, 2012

女子高生のAさんが一人で渋谷に遊びに来ていました。
S坂を下って、やや人気のないかどを曲がると、
いきなり後ろから声をかけられました。
「ねえ、ピアスしてる?」
振り向くと、そこには自分と同じくらいの女の子が立っていたのです。
「ねえ、ピアスしてる?」
うつむき加減で顔はよくわかりませんが、そんなことを繰り返し聞いてきます。
なんだか、陰気な感じもするし質問の口調も重苦しい感じをAさんは受けました。
自分がピアスをしているかなど、見ればわかるはずです。
「ええ、(ピアス)していますよ」
これ以上付きまとわれるのもなんなので、さっさと答えて立ち去ろうとしたのです。

しかし、次の瞬間女の子がAさんに襲い掛かり、ピアスをしている耳に噛み付くと、
耳たぶをピアスと一緒に噛み千切ってしまいました。
悲鳴を上げるAさんを尻目に、その女の子はダッシュで逃げてしまいました。

実はこの女の子は昔、ピアスを開けたときに出てきた白い糸を引っ張って失明してしまった子なのです。
それからというもの、こうしてピアスを開けて幸せそうにしている同年代の女の子の耳たぶをかじる奇行をするようになってしまったのです。

彼女

Posted on 12月 29, 2012

俺には彼女がいるのだが、最近嫁に感づかれたらしく、家に帰るといつも『どこ行ってたの』『誰と一緒だったの』等うるさい。
逆に彼女は毎日メールで励ましてくれるし俺にとってはオアシスのような存在だ。
しかし今日はメールが返って来ない。
俺はフられたのかと沈んだ気持ちで家に帰ると、ペットのジョンがものすごく上機嫌で迎えてくれた。
嫁も機嫌が良く、口うるさくなくなった。
もう不倫はやめようと思い、彼女に最後の『さよなら』メールをした。どこかで彼女のメール着信音が聞こえたような気がした。

呪い返し

Posted on 12月 29, 2012

583 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/11/25 22:40
兄の家に泊まったときのこと。
その夜はふすまを隔てた隣同士の部屋で私と兄はそれぞれ寝ることになりました。
眠ってからどのくらい経ったころでしょうか。ふと目を覚ますと、
ふすまとは反対の方向にあるその部屋の入り口の方に何やら気配を感じました。
何だろうと目をそちらへ向けようとしたとたんに金縛り状態となりました。
その何かが近づいてくるのが分かりました。するとそいつは私の寝ている
布団の周りをぐるぐると回り始めたんです。
異常な重力に押しつぶされそうな感じで、私は苦しくて仕方がありませんでした。
しかし動くこともままなりません。うめき声を上げるくらいしか出来ませんでした。
と、その時ふすまががらりと開き、兄が飛び出してきました。
「このやろう!何してやがる!」
その瞬間、金縛りが解けて体が自由になりました。
部屋の明かりを点け、少し落ち着きを取り戻すことが出来ましたが、なんともいえない
異様な空気がまだ漂っていました。
兄の話によると、私のうめき声で目が覚め、何やら異様な気配を感じたのでふすまを
少し開けて覗いてみたそうです。すると、私の布団の周りを山伏の格好をした人が
ぐるぐると歩き回っていたそうです。兄は直感的にヤバイと感じ飛び出してきたそうです。
あんまり気味が悪かったので、翌日知人が親しくしているという霊能者の人を紹介してもらい
相談してみることにしました。そこで思っても見なかったことを言われたんです。
(続く)

584 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/11/25 22:40
(続き)
その霊能者の話によると、私に呪いをかけているものがいるとのこと。
兄が見た山伏は、その人に依頼を受けて私に呪いを実際にかけている人だったそうです。
兄が飛び出してこなかったら、恐らく私は命を奪われていたとのことです。
しかし私には全く呪われるなどの心当たりがありません。
その霊能者の方は、私がかなり危険だということで呪い返しの祈祷をしてくれ、
また、本来は極秘とされているという身を守るための呪文を決して他人に教えないという
条件で伝授してもらいました。これで呪いは全て呪った本人(山伏に依頼した人)へ跳ね返って
行くとのことでした。
その後、しばらくは呪文のおかげか何事もなく日々が過ぎて行きました。
そんな折に、私の会社の同僚が突然、心不全で亡くなったんです。
全く健康な人だと思ってたので、皆本当に驚きました。
しかし私はそれに加えて、どうしようもなく恐ろしくなりました。
もしかしたら、あの人が私のことを・・・?
今となっては確かめようがありませんが、どうにもすっきりとしない気分が今も続いています。

終り

恐怖の箸立て

Posted on 12月 28, 2012

ガキの時、夕飯前に兄弟でふざけてテーブルの周りを走り回ってたら、
滑って転んで箸立ての上に顔面で着地。
左の頬を箸1本が貫通した。
痛いとか感じる前に、口の中で頬の肉に刺さってる箸の先を舌で確認して、
「あ、刺さってる」と思ってから爆泣き。
ガキのオレはよほどショックだったのか、その後どんな治療をされたのかとかは
全く記憶にない。
今でも、もしもう少しずれて目に刺さってたら、とか考えると、
失神しそうなくらいのトラウマだ。
勿論あれ以来先端恐怖症になった。

アパートの鍵

Posted on 12月 28, 2012

一応、町の不動産屋でございます。

最近は入居者が変わるたびにカギを換えるところも増えたようですが、
まだまだカギ交換なんかしない家主さんも多いですよ。

こっちは一応、最初に渡したカギのナンバーを控え、それは返してもらう。
「もしコピーを作っていたら、それも一緒に返して下さい」とは一応言いますけどね。
果たして、皆さん、その指示に従って下さってるかどうかは調べようがない。

仮に前の入居者が女性でも、彼氏にコピーしたカギを渡していたら…

もし彼氏とケンカ別れでもしていていれば、女性はカギを取り返すでしょうが、
もしその彼氏もカギのコピーのコピーを持っていたとしたら…
こりゃ、もう回収不可能ですよね。

自分の今住んでる部屋のカギが、知らぬ間に世間を徘徊(はいかい)している或いは、どこかの見知らぬ人のポケットに入っている――

そう考えると、結構怖い。

ノック

Posted on 12月 28, 2012

高校の時の話し。

当時仲の良かった友人が、週末家に泊まらないかと誘ってきた。

特に用事はなかったが、気が乗らなかったので俺は断った。

しかし、何故かこの時はしつこく誘ってきた。

どうしても、と言って頼んできたのだ。

あまりにもしつこいので疑問に思った。

「なぁ、もしかして夜一人じゃ怖いのか?」

からかってみると、急に黙り込んでしまった。

「なんだ、図星か?」

追い討ちをかけてみると、突然真面目な顔になって言った。

「なぁ、お前、幽霊って信じるか?」

予想外の質問にしばらく言葉を失った。

「まぁ、見たことは無いけど、いないとも言い切れないかな」

「じゃぁさ、週末に家に来いよ。幽霊はいるって解るから!」

「ふ~ん…見に来いって? 止めとくよ。興味ないし」

すると泣きそうな顔で腕を掴んできた。

「頼むよ!来てくれよ!」

「具体的にどんな幽霊なんだよ?」

「毎晩12時くらいになると階段を1段ずつ昇って来る。そして、その数からすると、週末にちょうど家の前に来るはずなんだ…」

「…でもその日親はいないんだよ!一人じゃ怖いんだ!」

本気で怯えた様子だったので、からかうのは止めにした。

「…解ったよ、行くよ」

そう言うと、友人は安心した表情に変わった。

「ありがとう、ありがとう!」

という事で、週末に友人のマンションに訪れることとなり、他愛の無い話をしたり、テレビを見たり、ゲームをしたりして遊んでいた。

そして、23時半くらいになって、本題の幽霊の話を始めた。

「なぁ、幽霊が階段を昇って来るってどういうことだ?」

「一週間くらい前から、家の前の階段を昇って来る足音がするんだ。でも俺にしか聞こえてないらしくて、親に言ってもそんな音は聞こえないって言われた」

「で、今日で階段を昇りきるっていう事?」

「そう…階段の数を数えたから間違いない。確かに今日家の前に来るはずだ」

「通り過ぎるってことはないのか?まだ上もあるだろ?」

「それも考えられる、だけど家に来るかもしれない。それが怖いんだ」

「ふ~ん…」

などと話をしてると友人の表情が変わった。

「おい… 聞こえるだろ?足音」

自分には何も聞こえない。

「全然聞こえないよ?」

「なんでだよ、聞こえるだろっ、ほら、また一段昇っただろ!?」

「落ち着けって、何も聞こえないよ。気のせいだろ?」

「何でだよ!何で聞こえないんだよ!ほら、ほらっ!」

「聞こえないって、落ち着けよ!」

本当に何も音は聞こえなかった。

でも、もう友人は気が気ではない様子で、俺の話を聞こうともしない…

「と、止まった… 今、扉の前にいる!!」

開けて見てこようかと俺が腰を上げると、友人は腕を掴んで止めた。

顔は汗でびっしょりになっていた。

「止めてくれ!開けないでくれ!!いるんだ!そこにいるんだよ!」

「だ、大丈夫だろ?何も無いじゃないか!」

友人の様子に俺も不安になってくる。

すると、急におとなしくなったかと思うと友人は、こう言った。

「…ダメだ、ずっとこっちを見てる。もう…逃げられないよ!」

「おい、何言ってるんだ!?何も無いだろう!?大丈夫だろ!?」

友人の一言が、異常なほど恐怖心を駆り立てた。

「…た、叩いてる! 扉を叩いてるよ!!」

そう言ったかと思うと、友人は今まで見たことのない表情に豹変した。

「うぉおぁぁぁぁぉぉおぁぁぁぁぅぅぅー!!!」

明らかに『彼』ではない声で叫び出すと、友人は扉の方に向かって走り出した。

あまりの突然のことに、俺は体が動かなかった。

友人は叫びながら、扉をこじ開けると、外へ飛び出して行った。

慌てて追いかけたが間に合わなかった。

友人は踊り場から身を投げて、既にそこにはいなかったのだ。

訳が解らなかった。

何が起きたのかも。

力が抜けてそこに座り込んだ。

その後の警察の取り調べが始まり、少しずつ自分を取り戻していった。

その時の状況、起こった出来事、自分の覚えてることを全て話した。

意外なことに、警察は何も疑わなかった。

ただ俺の話したことを聞いて、紙に書き出していった。

すると警察官のうちの一人がつぶやいた。

「またか…」

またかって?またかってどういう事だ!?

不自然な言葉を疑問に思って、聞いてみた。

「またか・・・って、どういうことですか?」

「あまりこういうことは言わないほうがいいかも知れないが、君も当事者だ。知っておいてもいいだろう」

そう言うと警察は淡々と喋り出した。

このマンションの、この部屋では、過去何度も同じような事件が起きていること。原因が全く分からず、警察でもどうしようもないことなど。

結局友人の死は「ノイローゼによる突発的な自殺」ということで処理された。

悲しみというより、驚きと困惑の思いしか残らなかった。

結局友人は何を聞き、何に恐怖していたのか…。

そして全て終わったと思ったとき、死んだ友人の母親から電話があった。

「夜分恐れ入ります。先日は、大変ご迷惑をおかけしました」

「あ、いえ、こちらこそ…」

何と言っていいのか分からなかった。

「あのぉ。変なことを聞くようですが… 家の息子は、確かに死にましたよねぇ?」

「え?」

何を言ってるんだろう、お通夜も、告別式もやったじゃないか。

まさか、息子を亡くしたショックで、母親までおかしくなってなってしまったのだろうか…

そう思っていると…

「実は…今、扉を叩いてるんです……息子が!」

見下ろす女

Posted on 12月 27, 2012

ある学生がケガをして病院に入院した。
怪我自体は軽く、1週間もすれば退院できることのことだった。

しかし、その病院は「出る」と評判の病院であった。
ところが霊を信じない彼は友人にそのことを聞いても全く気にしていなかった。

ある日の深夜、トイレに行きたくなり目が覚めた彼はよたよたとトイレへ向かった。
深夜の病院は不気味な雰囲気ではあったが、彼はよろけつつもトイレの前に来た。

カチャカチャ・・・・カチャカチャ・・・・

そのとき廊下の奥の方から金属が触れ合うような音が聞こえた。
『なんだ?手術の用具でもトレイに乗せているのか?だがこの階は病室しかないぞ・・・』
そして音がだんだんと近づいてきました。

それは彼の予想通りに手術用具を乗せたトレイを押している看護婦であったが、
血だらけの白衣と禍々しい空気から彼女が人間でないことは明らかだった。

彼は仰天した。早く逃げないと看護婦に見つかってしまう!
しかし今の彼は怪我をしているので早くは動くことは出来ない。
そこで目の前のトイレに駆け込み個室の鍵をかけ隠れることにした。

カチャカチャ・・・・カチャカチャカチャ・・・キィーキィー・・・・

トレイを押す音が大きくなってくる。
彼は必死に息を殺し通り過ぎるのを待った。
そしてしばらくすると彼の思いが通じたのか、トレイの音は聞こえなくなっていた。

『よかった。助かった・・・』
安堵した彼が病室に戻ろうと顔を上げると血だらけの看護婦と目が合った。
看護婦は彼の存在に気付いていたのだ。
そしてトイレの扉に手をかけ彼を見下ろしていたのだ。

自称霊能者

Posted on 12月 27, 2012

641 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/04/07 16:27
昨日、はじめてここの集計サイトに行ってみたんだけど、
「残念ながらあなたの娘さんは」って話を読んで思い出した事がある。
4年前に、飲み屋で知り合った女の子が語ってくれた話。
けっこう長くなったんで、分割して書き込むことにする。

642 名前:641女の子の話1/2 投稿日:03/04/07 16:29
彼女の姉には4才になる息子がいたんだけど、ある時、白血病を患って入院してしまった。
小児白血病ってのは進行が速い。
昔に比べれば死亡率は飛躍的に下がったとは言え、まだまだ恐ろしい病気なんだって。
だから、姉と夫は祈るような気持ちで、毎日病院へ通っていたそうだ。

そこへ現れたのが彼女の叔母さんって人。
この人が、霊とか呪いとかを信じているうえにお節介な人で、
自称霊能者って人を病院に連れてきて、病室で霊視っぽい事をさせた。
その霊能者曰く「この子には悪霊が憑いている。今すぐ除霊しないと連れて行かれる。」
両親は半信半疑ながらも、藁にもすがる思いで除霊を依頼した。
ただ、病院から息子を連れ出すわけにはいかなかったので、家で除霊の儀式を行った。

しかし、子供の病状は一向に良くならない。
すると、また叔母さんがやって来て、その霊能者の言葉を伝えた。
「悪霊の力は思いのほか強い。一刻も早く連れ出して除霊しないと、子供は地獄に堕ちる。」
その直後、子供の容態が急変した。
まだまだ甘えん坊だった息子は、母親の手を握りしめ
「ママ怖い・・ママ怖い・・」と言いながら息を引き取ったそうだ。

643 名前:641女の子の話2/2 投稿日:03/04/07 16:30
このことが原因で、両親は離婚してしまった。
母親(語り手の姉)は下の娘を引き取って、一旦実家に戻った
しかし、彼女の心には「子供は地獄に堕ちる」って言葉が重くのしかかっていた。
地獄で苦しむ我が子の姿を想像すると、気が狂いそうになる。それこそ地獄のような日々。

そんなある日、荷物を整理していたら、死んだ息子が使っていた落書き帳が出てきた。
子供が描き殴った乱雑な絵ばかりだったが、ページをめくるたびに涙がこぼれたという。
と、彼女の目が最後のページに吸い寄せられた。
病院から落書き帳を持って帰った時、そこには何も書かれていなかったと記憶している。
だが、今見るとそのページには文字が書かれている。鉛筆書きの拙い字でたった一言
「だいじょうぶ」
それを見た瞬間、彼女は(これは息子があの世から送ってくれたメッセージだ)
と思ったそうだ。

「それでお姉ちゃん、一念奮起して大型免許を取って運送会社に入ったんだ。
今は実家を出て女手一つで娘を養っている。つくづく母親って強いなぁって思うよ・・」
それっきり、語り手の女の子はテーブルの上に俯いたまま黙ってしまった。

644 名前:641俺の感想? 投稿日:03/04/07 16:32
冷静に考えれば、彼女が最後のページを見逃しただけなのだろう。俺はそう思う。
でも、目の前で半泣きになっている女の子にはあえて言わなかった。
それ言っちゃあ野暮だろうって思ったから。

だって、子供を失った親というものは、僅かな希望にでもすがりたくなるもんじゃないか?
自分は霊なんて信じていないけれど、そんな俺だって妻子を失った時は、
せめてあの世で幸せに暮らしていて欲しいって、しばらくはそればかり願ってた。
それを糧に今日を生き延びる事ができるなら、死後の世界を信じても良いって思ったんだ。
だから、そんな希望をうち砕くような自称霊能者の無神経な言葉には本当に腹が立った。
ぶん殴ってやりたい。今でもそう思う。

で、最後に頭に戻るけど、「残念ながらあなたの娘さんは」って話、
コメント読んだら「後味悪い」って感想が多かったけど、ホントそう思うよ。
少なくとも、俺にとってはマジで洒落にならないくらい恐い話だった。
恐すぎて、思わず投票しちゃったよ。

何だかよく判らない、とりとめのない文で申し訳ない。
込み上げるもんがあったんで書き込んでみた。ウゼェって思ったらスルーよろしく。